日本の皮革技術を支えて70年NPO法人日本皮革技術協会監修
Leather Knowledge Project

よくある質問

資源循環と分解特性

  • 革は生分解するのか?

    革の主成分はコラーゲンという天然タンパク質であるため、理論的には微生物による分解が可能である。しかし、革はなめし工程によって化学的に安定化されているため、生皮のように容易には分解しない。

    分解挙動は以下の要因に依存する。
    ・なめし方法(クロムなめし、植物タンニンなめしなど)
    ・環境条件(温度、湿度、微生物環境)
    ・廃棄処理方法

    そのため、革は天然由来材料であるが、生分解性材料として設計されたものではない。

    革の環境評価では、生分解性そのものよりも
    • 長期使用による資源効率
    • 製品寿命
    • 廃棄処理方法
    などを含めたライフサイクル全体で評価することが重要となる。

    詳しくは:「 革の材料科学的特性 」を参照