現在主流のクロムなめしでは3価クロム(Cr(III))が使用される。Cr(III)はコラーゲンのカルボキシル基と配位結合を形成し、繊維構造を安定化させる。
6価クロム(Cr(VI))は強酸化条件、高温、紫外線、乾燥など不適切な保管条件下で生成する場合がある。現在では、6価クロムに変換しないような製造法が広がっており、工程管理・湿度管理・規格試験によって管理される。
本質的論点は物質の存在ではなく、管理体制の適正性である。
詳しくは:「 皮革製造の科学 」を参照